貧血の「胎児への影響は?」 お腹の赤ちゃんは、子宮を流れている血液中の酸素を吸収し、呼吸をしています。 そのため母体が強い貧血になると、赤ちゃんに十分な酸素を送れなくなります。 ヘモグロビン濃度 8.0~10 g/dL ほどの貧血においても、胎児死亡や低出生体重児、未熟児の頻度が高いとの報告があります。 8 нояб. 2019 г.
妊婦 貧血 ひどいとどうなる?
貧血が重度になると、脈拍が速くなる場合や遅くなる場合があり、失神や低血圧を起こすこともあります。 貧血が続くと、以下につながる可能性があります。 胎児が正常な成長と発達、特に脳の発達に必要な酸素の十分な供給が受けられなくなることがあります。 妊婦に極度の疲労や息切れが生じることがあります。
妊婦 貧血 なぜダメ?
妊娠中に鉄欠乏を引き起こすと、母体から鉄を受け取っているお腹の中の赤ちゃんへ影響を及ぼす可能性があります。 鉄欠乏が進むと貧血となり、更に胎児へお影響は大きくなる可能性があります。 また出産で血液は失われ、貧血は更に悪化し、その結果産後うつを発症する可能性があります。
妊婦貧血になったらどうしたらいい?
ママは妊娠中だけでなく産後も授乳によって貧血を起こしやすいので、妊娠中から 貧血を改善する鉄分を多く含む食べ物 を積極的に摂り入れましょう。 鉄分は単品だと吸収率が悪いので、ビタミンCと一緒に摂取するのがおすすめ。 特に吸収されにくい非ヘム鉄の食品はビタミンCを多く含む食品と一緒に調理して食べると吸収率がアップします。
貧血出産どうなる?
胎児が大きくなるとそれだけ鉄分を必要とするので、貧血は妊娠後期になるとたいへん多いのです。 貧血のまま分娩(ぶんべん)になると、母体は疲労のため微弱陣痛になったり、胎児への酸素供給が減少したり、分娩時の出血が多量になり輸血の可能性が高くなるなどの危険があります。