人工呼吸の費用に関しては、どんな病気で何日入院したのかにもよります。 死亡退院の場合、1日の入院費用は8~10万円程(3割自己負担)で平均の入院日数が19.1日となっています。 さらにどんな病気をしたのかによって延命治療の費用も変わってくるため、15万円以上になる可能性もあるのです。
延命治療 費用 いくら?
延命治療でかかる入院費 社団法人日本医師会の資料では、後期高齢者の終末期の日額入院単価は平均で31,8000円と示されています。 もちろん、必要なケアや入院日数によっても金額は大きく変わります。 医療費3割負担の患者さまの場合、ざっくり見積もると月額で30〜50万円になると考えられます。
検査入院費はどれくらい?
検査入院の費用と高額療養費制度の適用方法 2泊3日の検査入院では、自己負担額が3割の人で約4~5万円の費用がかかるといわれています。 健康保険が適用になる入院では、1日あたり4~5千円の入院基本料がかかる他、検査項目に応じた費用(肝生検の場合は、約2万円)や1食あたり460円の食事療養費(給食費)も必要です。
延命治療とはどこまで?
具体的な処置とその費用 延命治療とは「生命維持処置を施すことによって、それをしない場合には短期間で死亡することが必至の状態を防ぎ、生命の延長を図る処置・治療のこと」を指します。 具体的な治療方法としては、人工呼吸器による延命処置、点滴や胃ろうといった人工栄養法による処置などが存在します。
緩和ケア いくらかかる?
「緩和ケア病棟」として認可を受けた施設の場合、医療費は定額制です。 「緩和ケア病棟入院料」は1日当たり37,800円となっており、この金額には健康保険が適用されます。 ですから健康保険で3割負担の方の場合、1日の自己負担額は37,800円×0.3=11,340円になります。 食事の自己負担金は1食当たり260円です。