体の中の化学反応(代謝)には、酵素と呼ばれるたんぱく質が関係しています。 酵素が効率よく働く温度の範囲はあまり広くなく、温度が高すぎても低すぎても効率よく代謝を行うことができません。 このため、私たちの体は酵素が働きやすい一定の温度を維持できるようになっています。 このような働きが体温調節です。 30 авг. 2021 г.
なぜ一定の体温を維持するのか?
酵素が最も活性化され、バリバリと働くことができるのは37℃の時で、これを至適温度といいます。 酵素が一番働きやすい環境を作り出すため、体温はホメオスタシスによって一定に保たれているのです。
人間 恒温動物 なぜ?
恒温動物のメリットは、外界の温度が変化しても体温を維持することで活動し続けることができる。 人間が現在、世界中の様々な場所で活躍できるのは、この恒温動物であることの恩恵である。 恒温動物であることは活動の自由を広げてくれるが、デメリットもある。
体温を維持するために熱を作り出すのはどれか?
恒温動物である我々人間は、体温を一定に保ち、適切な生命現象を維持するために、熱を身体の外に放出し体温を下げたり、逆に熱を作って(熱産生)体温を上げたりしています。 この熱を作る主役が筋肉であったわけです。 ちなみに熱を放出する(熱放散)働きの主役は発汗です。
こうおんどうぶ?
恒温動物こうおんどうぶつ 外気温が変化しても体温を一定に保つことができる動物のことで、変温動物の対語。 また、定温動物ともいい、俗には温血動物ともいう。 鳥類と哺乳(ほにゅう)類が属し、体温は種類によって異なる。