寝すぎは体に悪影響を及ぼす 寝すぎが常態化した場合、糖尿病や心臓病のリスクが高まる原因にもなるようです。 ハーバード大学の「看護師健康調査」によると、一晩に9~11時間も寝る人と、きっちり8時間寝る人を比べたところ、前者の方が、記憶障害や心臓病の率が高いという調査レポートがあります。
寝すぎると何が起こる?
寝すぎによって、末梢にある臓器の働きにも変化が生じ、気持ち悪いという症状と体調不良の原因になります。 いわゆる、時差ボケような症状が出現し、全身の倦怠感を感じることになります。 いつもより長く眠ることで、同じ姿勢が続くことで筋肉の血行不良が生じて、腰、肩、首周りの筋肉に影響します。
ずっと横になってるとどうなる?
長期間寝続けることで、骨の質量は最大で42%も低下。 これは破壊と形成を繰り返す骨吸収によって引き起こされ、最悪の場合には骨折しやすくなる骨粗鬆症を発症する恐れもあります。 床ずれや筋肉減少以外にも、2日間同じ姿勢でいつづけると心拍数が毎分1回というレベルで上昇したり……
寝過ぎは何時間から?
2時間を超えると、体内時計が狂って夜の睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなる可能性があります。 睡眠負債を溜めないためには休日に寝溜めするのではなく、平日の睡眠時間を確保したり、昼休みなどに15〜20分程度の昼寝で補うことが有効です。