体から水分が1%の損失で、のどの渇き、2%の損失ではめまいや吐き気、食欲減退などが現れます。 そして10~12%の損失では筋けいれん、失神、20%の損失では生命の危機になり、死に至ってしまいます。 体の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスクの要因にもなります1)。
人は水がないとどうなる?
体内の水が不足することを脱水症状と呼んでいますが、脱水症状をおこすと、体温を調節する汗が出なくなり体温が上がってしまいます。 また、汗や尿が出なくなるため体内に老廃物が溜まり、血液の流れが悪くなり、全身の機能が障害を起こして、死に至ってしまうのです。
水を飲まないと何日で死ぬか?
人間は、水と睡眠さえとっていれば、たとえ食べものがなかったとしても2~3週間は生きられる。 だが、水を一滴も飲まないと、4~5日程度で死んでしまう。 体内の水が不足することを脱水症状という。 脱水症状をおこすと、体温を調節する汗が出なくなり、体温がどんどん上がる。
なぜ人は水を飲まないといけないのか?
血液の80%は水分で構成されています。 そのため、水分が不足すると血液がドロドロになり、反対に十分な量の水分があれば、血流が良くなります。 また、血液には脂質や糖、塩分を排出する役割もあるため、水を飲むことで糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善や予防に役立つのです。
水を飲まない人 なぜ?
仕事や家事などで忙しくなると、水を飲むタイミングを逃してしまう人もいるため、水を飲む量が少なくなってしまうようです。 また、トイレが近くなることを懸念して意識的に水を飲まない人や、清涼飲料水などほかの方法で水分を摂取するため水を飲まない人もいました。