運動不足の影響 運動不足であると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。 身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招きます。 筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事に励む、外出や趣味を楽しむなどの活動機会が減少して生活の質が低下します。
運動しない人の特徴は?
運動不足チェックリスト体を動かすことをおっくうに感じる寝起きから動き出すまで時間がかかる階段ではなくエレベーターやエスカレーターを使うことが多い少し階段を使っただけでも息切れしやすい少しの距離でも歩くとなると嫌になる夕方や夜になると疲れを感じやすい慢性的な疲れを感じる休日は家でごろごろしている日が多い
運動不足の身体への影響は?
身体活動・運動が不足している状態では消費エネルギーが少ないために、肥満、特に内臓脂肪型肥満が起きやすく、その影響で高血圧や糖尿病、脂質異常症などの肥満関連の病気が起きてきます。 さらに筋力の低下、筋肉量の減少、あるいは関節の可動性が減って、ロコモティブシンドロームやサルコペニアなどの運動器疾患が生じます。
動かないとどうなるのか?
一般的に運動をしないと、1年に1%ぐらい全身の筋肉がなくなる。 何も対策をしていなければ、60代では20代のころと比べて身体機能が40%も衰えるという研究結果もある。 1日のうち、座っている時間が長ければ長いほど心血管疾患など病気になるリスクが高くなる。
運動不足の原因は?
日本人の運動習慣は低下傾向 しかしながら成人の週3日以上のスポーツ実施率は 30.9%とまだまだ低いです。 原因として「仕事や家事が忙しい」「面倒くさい」「高齢である」「新型コロナ対策による日常生活の変化」が挙げられています。