なぜ、音の受け取り方によって聞こえ方が異なるのかと言いますと、音の混ざり具合に違いあるからです。 単純に耳だけを使い音を聞く、空気伝導の場合、外からの音のみで音を感知しますが、自身の発している声を聴く時などに伝わる骨伝導は、内側の振動に加えて、口で発した自身の喋り声を耳でキャッチして聞いているのです。
なぜ人は声が違うのか?
茂木 性別や人によって声が違うのはなぜですか。 峯松 のどから口にかけての,管の形が違うのです。 声の高 さは声帯から出るブザーのような音の高さで決まりますが, 音色は管の形で変わります。 管が長いと太い声,短いと子ど ものような細い声になります。
自分の声は相手にどうきこえる?
通常、外から聞こえる音は空気を振動させながら自分の耳に伝わってくる。 だが、自分の声というのは、自身の肉体の内側から他の音と共鳴しながら鼓膜に届いてくる。 自分の頭の中で聞き慣れた声というのは、頭蓋骨の中で反響している音に影響されているため、まるでお風呂にいる時のエコーがかかった時のように、美しく響くのだそうだ。
なぜ人によって声の高さが違うのか?
人の声の高さは、喉頭がある場合には声帯の振動数、つまり1秒間に声帯が何回振動するかによって決まります。 その単位はヘルツで表され、数が多いほど高い声ということになります。 男性の話し声が女性より低いのは、男性の声帯振動数が、女性より少ないことによるものです。
録音した声と話し てる 声...どっちがホントの自分の声なの?
これは他人の声などは空気を伝わって聞こえてくるものですが、自分の声だけはノドで発した音を耳だけでなく頭蓋骨などを共鳴させて聞いているからで、実際の声より低音を強調された音となって聞こえています。 つまり録音した時に感じる「違和感を覚える声」が本来の、周囲の人が聞いているあなたの声なのです。