妊娠性鼻炎は、出産後数週間で治ります。 妊娠性鼻炎の主な症状は鼻づまりで、風邪などの感染症やアレルギー性鼻炎とは区別して治療します。 しかし、妊娠性鼻炎が起きる妊婦さんには、妊娠前からアレルギー性鼻炎があることも多く、その場合は鼻づまりだけでなく、くしゃみや鼻水の症状も伴います。
妊婦の鼻づまり いつまで?
妊婦さん特有の鼻炎でも花粉症などのアレルギー性鼻炎でも、同じように鼻が詰まりますが、妊娠が原因の鼻炎にはアレルギー反応がなく出産後1~2週間で鼻の詰まりが落ち着いてくることが多いとされています。
妊娠鼻炎の対処法は?
簡単な方法として鼻詰まりは鼻を温めることで改善されます。 何もない時は、手の平で鼻を覆うだけでも効果があります。 鼻がつまっている時は体を冷やさないように冷たい飲み物を避けるのもポイントです。 温かいお茶は蒸気を吸うことで鼻を温める効果も期待できます。
妊娠性鼻炎 何科?
妊娠中に花粉症のような症状が出た場合は、産婦人科でもよいのですが、花粉症の特につらい症状に合った診療科の病院を受診するとつらい症状を緩和させられるでしょう。 くしゃみや鼻水、鼻づまりの場合は耳鼻咽喉科、目のかゆみが強い場合は、眼科を受診しましょう。 耳鼻咽喉科でも眼科でも妊娠中ということは必ず伝えることが重要です。
つわりが始まるのはいつから?
つわりは、早い人で妊娠4週、一般的には5〜6週くらいから始まります。 だるくなり、胃がむかむかして気持ちが悪くなって吐いてしまったり、食欲がなくなったり、食べ物の好みが変ったりします。 多くの妊婦さんに起こりますが、ほとんどが妊娠20週ごろまでには自然に楽になります。