ある調査によると、50歳あたりから徐々に認知機能は低下するといわれています。 認知機能の中でも、特に物事を行う「遂行力」と「判断力」、「記憶力」は早期に低下し始め、「言語力」は70歳ころまで比較的機能が保たれるとしています。
認知症は何歳ぐらいから?
一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
70歳認知症の割合は?
「70歳代での認知症発症を今後10年間で1歳遅らせる」こととし、2024年には、70-74歳の認知症有病率を現在の3.6%から3.4%に、また75-79歳では同じく10.4%から9.8%にまで低下させる政府目標を立ててはどうか―。
認知症 何歳まで生きる?
認知症の発症後の生存期間は平均5年~12年 例えば、公益社団法人「認知症の人と家族の会」の調査では、認知症の介護年数は平均で6〜7年となっており、アメリカの60歳以上を対象とした調査では、認知症の診断がついた時点で平均余命は約5年となっています※1。