以下では、認知症患者への基本的な対応を紹介していきます。 まずは信頼関係を築こう 認知症の進行とともに、物事を行う動作や 認知能力に障害が出てきます。 . 患者のペースに合わせよう 認知症の 症状から、次第に考える力が衰えていきます。 . 明るい気持ちになってもらう . 声をかけるときは前から1人で話しかけよう . 優しく見守ろう
認知症 どう対応するか?
本人が安心して落ち着ける場、雰囲気作りを行いストレスをかけないよう心がけるだけで、認知症症状や問題行動などを和らげることができるでしょう。 逆に、十分に信頼関係が築けている場合は、非常に頼られる存在です。 そのため、あれやこれやと様々な要求をすることがあります。 時には、きつく当たられることもあるでしょう。
認知症症状どうなっていく?
認知症の進行や速さは、人それぞれ 症状は8年〜10年くらいをかけて徐々に悪化していきます。 初期症状として物忘れが見られ、人や物の名前を思い出せなくなったり、置き忘れが目立つようになります。 症状が進行するとひどい物忘れや理解力の低下、問題行動などが見られ、介護なしでは日常生活を送ることが難しくなります。
認知症とは何ですか?
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。
認知症の人の最期はどうなる?
認知症末期になると認知機能の低下に加え、自発性や意欲の著しい低下がみられます。 たとえば「ごはんを食べていない」と思っても、それを訴えることすら困難です。 記憶力や判断力はますます低下し、家族の顔や名前を認識できなくなります。 感情もあらわれにくくなり「話しかけても反応しない」ことも多くなるでしょう。