認知症の診断は、症状の経過を聞き取る問診、医師による診察、記憶障害などの程度を調べる神経心理検査、脳の状態を調べる画像検査などの結果から総合的に行われます。
認知症検査 どうやって?
認知症を発症すると脳が萎縮するため、CTやMRIなどの形態画像診断で、脳の形態を確認します。 また、認知症は脳の血流も低下するためSPECTで脳内の血流を検査する場合もあります。
認知症の検査の種類は?
認知症の5つの主要な検査法とは◎長谷川式認知症簡易評価スケール <かかる費用:比較的安い> ... ◎ミニメンタルステート検査(MMSE) <かかる費用:比較的安い> ... ◎ウェクスラー記憶検査(WMS-R) <かかる費用:比較的安い> ... ◎画像検査 <かかる費用:比較的高い> ... ◎その他の検査 <かかる費用:比較的高い>
認知症の診断は誰が?
かかりつけ医がない場合は、認知症を専門とする精神科、心療内科、脳神経科などにかかることになります。 多くの自治体では、認知症サポート医やもの忘れ相談医など、一定の認知症の研修を受けた医療機関情報をリストにしています。 近隣の地域包括支援センターでその情報が得られますので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
アルツハイマーかどうか調べるには?
アルツハイマー病の診断 まず問診により、現在の症状を把握します。 一緒に暮らしている家族の方からも詳しい情報を聞きます。 次に神経の障害がないか診察を行います。 また神経心理検査といってミニメンタル試験などの検査で認知機能の障害をテスト形式で診ます。