日本に認知症患者数が多い原因の一つは、他の国に比べて高齢化が急速に進んでいることです。 これから20年ほどで日本の認知症有病率はさらに上昇し、3.8%にまで到達すると推察されています。 衛生環境が良く所得の高い国では、認知症の発症率が高い傾向にあると言われています。 1 мар. 2018 г.
なぜ認知症は女性が多いのか?
認知症は男性より女性に多く、女性は男性にくらべ1.5倍から2倍かかりやすいという特徴があります。 これは、女性の方が長生きする者が多く、高齢の者が多いからではなく、たとえ同じ年齢であっても男性より女性の発生率の方があきらかに高いのです。 この原因としては、閉経後の女性ホルモンの減少との関連が考えられています。
認知症はなぜ進む?
食事や運動、睡眠など、基本的生活習慣の乱れが認知症の発症や進行につながるといわれています。 また、老人ホームへの入所や入院をきっかけに、今まで自分でやっていたことをやらなくなったり、ボーっとする時間が増えたりするなど、生活の変化によって認知症が進行していくケースもあります。
どんな人が認知症になりやすい?
認知症になりやすい性格は? 認知症にかかりやすい人とは一体どのような性格を持った人なのでしょうか。 一般的に「怒りやすい・短気な人」「小さなことを気にすぎてしまう人」「協調性のない人」は認知症にかかるリスクが高いと言われています。
認知症 何割?
認知症の有病率は年齢とともに急峻に高まることが知られています。 現在、65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています(表1)。