リハ医療は,急性期・回復期・維持期の 3 段階に分けられて 考えられることが多い. 急性期から維持期までのリハの一連の流れを理解して,一貫し た方針の中でリハが提供されることが大切である.
リハビリの期限は?
脳や脊髄など中枢神経の外傷や病気の場合は「脳血管疾患等リハビリテーション」と呼ばれ、診断を受けた日から数えて180日が期限となります。 骨折などのケガや、腰痛や五十肩なども含む整形外科的な疾患の場合は「運動器リハビリテーション」と呼ばれ、期限は150日です。
回復期 何する?
身体機能の回復に向け、痛みなくスムーズに歩くための歩行訓練や、料理や服の着脱など日常生活におけるあらゆる動作(ALD)の練習、また理学療法士(PT)らが関節可動域訓練や嚥下(飲み込み)訓練を行うほか、言語障害がある場合は、言語聴覚士(ST)によるリハビリテーションも行われます。
回復過程の時期は?
リハビリで治癒を目指す「回復期」とは 急性期治療を受け、病状が安定しはじめた発症・術後1~2か月後の状態を回復期といいます。
リハビリ 何時間?
厚生労働省により、リハビリを行う時間は1日最大9単位=3時間(1単位=20分)までと長時間認められています。 患者さまの体への負担を考慮しながら、長時間リハビリを続けるのが難しい状態のときは1回のリハビリ時間を20分や40分と短くして数回に分け、長時間頑張れそうなときには、60分を3回行うなど組み合わせて行います。