こたえ りんごのわかい実（幼果（ようか））はみどり色をしています。 このみどり色は葉緑素（ようりょくそ）によるものですが、秋になり実が成熟（せいじゅく）するころにはだんだんこわれてしまいます。 そのかわりに赤色のもとになるアントシアニンという色素（しきそ）が皮（かわ）の細胞（さいぼう）の中でつくられます。
赤インクはなぜ赤く見えるのか？
インクが赤く見えるということは、そのインクは光に含まれている赤以外の色の光を吸収しています。 そして実は赤という色は他の色に比べて吸収されやすい色です。 もしかしたらボールペンの芯の透明なプラスチックのところでも赤色は吸収されてしまっているかもしれません。
りんごの色 何色？
りんごには、赤色の色素「アントシアニン（ブルーベリーなどに多く含まれる）」、緑色の色素「クロロフィル（葉緑素）」、黄色の色素「キトサントフィル」などが含まれています。 品種により、これらの色素の含まれる量が違うので、皮の色も異なってきます。
果物なぜ赤い？
熟していない果実は緑色をしていて苦い。 種子が未熟なうちに食べられては困るので、苦味物質を蓄えて果実を守っているのである。 種子が熟してくると、果実は苦味物質を消去し、糖分を蓄え甘くおいしくなる。 そして、果実の色を緑色から赤色に変えて食べ頃のサインを出すのである。
なぜ赤色に見えるのか？
可視光線は、人の目に入って、明るさを感知させるものです。 私たちが見て識別可能な光の波長は、約380~750nm（ナノメートル）です。 例えば、リンゴを見て｢赤い」と感じるということは、620~750nmの波長の光が目に入って脳が｢赤い」と認識したためです。
