リン過剰摂取のリスク 長期にわたってリンを過剰摂取すると、腎機能の低下、副甲状腺機能の亢進、カルシウムの吸収抑制などが起こることが知られています (3) (6) 。
りんは何に効く?
●神経や筋肉の機能を正常に保つ効果 リンは様々な生理機能の維持に必要です。 遺伝をつかさどる核酸を構成したり、細胞膜の構成成分として、細胞の成長と分化やエネルギーの運搬を行い、神経の伝達の補助や筋肉の収縮を補助します。 リンが不足すると、新陳代謝が低下し筋肉の衰えや体のだるさを引き起こします。
リンは何に多い?
リンは、肉や魚、卵、乳製品、豆類など、たんぱく質の多い食品に多く含まれています。 また、ハムやベーコン、練り物、インスタント麺などの加工食品にも入っています。
リンは体内何%?
リン(りん) 人体に必要なミネラルの一種で骨や歯を形成する。 体内のさまざまな細胞に存在する。 人体に必要なミネラルの一種で、カルシウムに次いで多く、成人の体重の約1%を占めています。
透析患者のリンが高いとどうなる?
リンの腎臓での排泄障害、過剰摂取や透析不足、経口リン降下薬の飲み忘れなどにより高リン血症が生じます。 高リン血症はカルシウムとリンとが結合し骨以外の様々な組織に沈着する、異所性石灰化を引き起こします。 血管に沈着すると動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こし、関節ですと関節炎、皮膚だとかゆみの原因になったりします。