この薬の作用と効果について 中枢神経系においてカルシウム流入を抑制し、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制することにより、過剰に興奮した神経を鎮め、痛みを和らげます。 通常、神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う疼痛の治療に用いられます。
リリカ 薬 なんの病気?
プレガバリン:リリカ 神経痛をやわらげるお薬です。 神経障害性疼痛に用います。 神経障害性疼痛は神経の損傷や機能異常による痛みで、障害部位の違いから中枢性と末梢性に大別されます。
リリカ 急にやめるとどうなる?
プレガバリン(リリカ®)は神経障害性疼痛および線維筋痛症に対して広く用いられ、海外では部分発作や全般性不安障害の治療薬としても承認されている。 投与中止に際しては1週間以上かけて漸減することが添付文書にも記載されており、急激な中断によって不眠、悪心、頭痛、不安などの離脱症状が出現する可能性が指摘されている。
リリカの離脱症状は?
この禁断症状は思考力低下、視野狭窄、強い疲労感、手の痺れ、せん妄状態、呂律が回らない、だるい、歩行困難、記憶力低下、不安感、イライラなどです。 薬を再度服用すればこれらの症状は消失しますが、禁断症状は極めて強く、薬断ちは簡単ではありません。 医師の指導の下に徐々に離脱していかなければなりません。
リリカを飲み続けるとどうなる?
通常、鎮痛薬は痛みが消えれば服用をやめますが、リリカは、少量ならば飲み続けても問題ありません。 ただ、過剰に服用すると、眠気や抑うつなどの副作用が出る場合があります。 定期的に血液検査などを受け、体の調子に異常がないかどうかを確認することが必要です。 また、いずれは徐々に減量していってほしいと思います。