関節リウマチの症状が進行すると、先ほど述べたようなタイミング(運動時痛)でなく、じっとしていても痛む(安静時痛)ようになります。 これは炎症性疼痛と呼ばれる、滑膜の炎症がもたらす痛みであり、湿気や気圧の低下などの影響を受けると強くなります。 また、腫れている部分を押しても痛み(圧痛)を感じられるのが特徴です。
リュウマチはどういう症状が出ますか?
主な症状は関節の腫れと痛み 関節リウマチの初期症状は、関節の炎症に伴うこわばり、腫れと痛み、発熱などです。 病気が進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、関節の脱臼や変形などが生じるようになります。 さらに関節破壊が進むと、日常生活や家事、仕事に支障が出て介助が必要になるなど、生活をする上での機能障害が進行します。
関節リュウマチはどこが痛くなりますか?
関節リウマチの患者さんが感じる痛みは、主に関節の腫れや関節が破壊されることによる痛みです。 そのため、痛みのでやすい身体の場所は、指、足、ひじ、膝などの「関節」であるのが関節リウマチの特徴です。
リュウマチの手のこわばりってどんな感じ?
関節リウマチの患者さんでは、朝、起きたときに最も強くこの関節の動かしにくさを感じることが多く、「朝のこわばり」と呼ばれます。 また、「こわばり」は朝だけでなく、昼寝や座っていたなど長時間関節を動かさずにいた後にもみられることがあります。
リウマチの足の痛みは?
両側の手首・足首や手指・足趾の関節が腫れて痛み、朝起きた時にこわばりを感じるのが典型的な初発症状です。 対称性に起こる手・足の関節炎がこの病気の特徴ですが、膝・肘・肩・股関節などの大きな関節にも広がり、進行すると痛みや変形のために日常生活に支障をきたすようになリます。