溶連菌の潜伏期は2〜5日程度です。 熱、喉の痛み、発疹などが主な症状です。 発熱、全身倦怠感、咽頭痛によって発症することが多いです。 診察上、喉には点状の赤い出血を認め、苺のつぶつぶの様な舌がみられることがあります。 合併症として、肺炎、髄膜炎、敗血症、あるいはリウマチ熱、急性糸球体腎炎などが挙げられます。
溶連菌 どうやってわかる?
具体的な検査内容は、まず問診によって年齢や熱の程度、喉の赤みや体の発疹の程度などを確認する。 その上で溶連菌に感染している疑いがある場合は、綿棒を使って喉の分泌物の中から細菌の有無を調べる検査を行い、判定する。 他の病気や炎症の程度を調べる必要があるときは、血液検査を行うこともある。
溶連菌とはどんな病気ですか?
溶連菌感染症は「A群溶血性レンサ球菌(A群β溶血性レンサ球菌)」という細菌に感染することで起こる病気です。 症状は38~39℃の高熱と喉の痛み、嘔吐などから始まります。 その後、かゆみを伴う赤く細かい発疹が体や手足に現れる、舌に苺のようなブツブツが発生する(イチゴ舌)などの症状が起こります。
溶連菌感染症 どこから?
具体的には、鼻の粘膜やのどの粘膜、扁桃腺などに感染するのが一般的です。 ■主な感染経路と症状は? 溶連菌に感染する原因は、ほとんどがせきやくしゃみなどの飛沫感染だと考えられています。 感染すると、2~5日の潜伏期間を経て、発熱やせき、のどの痛みなどの症状が現れます。
溶連菌感染症 何歳から?
5歳から15歳のお子さんに発症することが多く、保育園や幼稚園、学校などの集団生活で流行することがあります。 また、成人も感染することがあります。 溶連菌感染症は、溶連菌の作る毒素により急性期に多彩な症状がでます。