乳児湿疹になると肌のバリア機能が落ち、“刺激を受けやすい”状態です。 「治りかけたところに刺激がはいり、また悪化する」を繰り返している可能性があります。 例えば、気温や湿気が高くなると、汗をかきます。 この汗が刺激になり、再発の引き金となる場合もあります。
乳児湿疹はいつまで?
乳児湿疹はいつまでつづくのか 生後2-3か月頃までは皮脂が多く分泌されることによる湿疹、その後は乾燥による湿疹、と様子を変えて長く続くこともあります。 ただ、多くの赤ちゃんは正しいスキンケアを続けることによって皮膚バリアも備わってきて1歳ころには落ち着いてくることが多いようです。
なぜ乳児湿疹がでるのか?
乳児湿疹の原因は諸説ありますが、胎盤を通して赤ちゃんに渡されたママの女性ホルモンが皮脂の分泌を促すためと考えられています。 また、赤ちゃんは毛穴が小さいため皮脂が詰まって炎症をおこしやすく、湿疹が悪化しやすいのも特徴の一つです。
乳児湿疹どれくらいで病院行く?
乳児の湿疹は皮脂の過剰分泌やドライスキンなどを背景に起こりやすいですが、症状が軽い場合は自宅でのケアを続ければ改善するケースもあります。 しかし、かゆみが強くて泣き続ける、ずっと機嫌が悪い、正しいケアを続けてもなかなか治らない場合などは、病院の受診を検討するのがよいでしょう。
乳児湿疹 ステロイド 何回?
ステロイドの塗る回数はまずは、1日2回(朝と入浴後)に塗ります。 ステロイドを初めて使う場合やなかなか良くならない場合は1週間毎に受診しながら、塗り方や回数、ステロイドの強さを相談しましょう。 大体2週間程度までには改善するはずです。