A 入社前の健康診断は、「労働安全衛生法」で義務付けられています。 検査結果は健康診断を受診してから1~2週間程度で受け取ることができます。 しかし、2月~4月は新卒者の健康診断で混み合い、予約から受診まで1ヵ月程度の時間が掛かるケースもあるので注意が必要です。
健康診断 入社前 どのくらい?
一般的には内定後~入社前までの間で受診 受診する場所については、特に規定がないことが多く、近所のクリニックなどに電話で予約を行ったうえで診断を受けるのが一般的です。 前職で3か月以内に受診した結果があれば、それを転用して提出することも可能となっています。
入職前の健康診断 いつ?
社員の雇い入れ時は、雇用の前後3か月以内に健康診断を受診させるのが適切です。 受診が難しい場合、雇い入れ時に別の健康診断結果を提出させることも可能ですが、その場合にも雇用3か月以内のものであることを確認してください。 この3か月というポイントを守れば、会社として問題のない範囲でしょう。
入社の健康診断 いくら?
入社時の健康診断の実施は労働安全衛生法で定められています。 基本的な受診項目は11種類ですが、簡易なものや個別に項目を増やしている企業もあるので確認することが必要です。 健康診断の費用は簡易なものであれば5,000円前後ですが、一般的には1万円前後はかかります。
雇い入れ時健康診断 どれくらい?
通達(昭23.1.16基発第83号、昭33.2.13基発第90号)では「雇入れの際とは、雇入れの直前又は直後をいうこと」と解釈されています。 労働安全衛生規則第44条第3項により、雇入れ時の健康診断を実施した場合、実施後1年間は、定期健康診断を省略することができます。