パジェット病(Paget病)は、正しくは、乳管がんが乳頭の皮膚に進展したものをいいます。 そのため、乳頭が赤くただれたようになります。 乳がん全体の0.5%と比較的珍しく、50代以上の方に多くみられます。 乳頭の皮膚に進展したがん細胞は「パジェット細胞」と呼ばれ、特徴的な形をしています。
乳首 ただれ 何科?
乳頭のかゆみやただれは、乳腺外来で多い訴えです。 かゆみの理由は、さまざまで診察してみないとなんともいえませんが、乳頭部にできる難治性の湿疹でパージェット病という乳がんの種類があります。
乳首 かさぶた 何科?
まずは、皮膚科を受診しましょう。
乳癌のあざは?
あざで見てみると、炎症性乳がんが一番可能性があります。 珍しいがんの一つで、しこりはみられませんが、腫瘍のある乳房の皮膚が赤くむくみます。 異様に毛穴が目立つようになり、熱を持った感じになります。 このむくみの表情で、なんとなくぼやっとしたあざがあるかのように見えることがあります。
乳首 びらん ただれ?
①女性ホルモンの影響で起こる「びらん・ただれ」 女性ホルモンの影響により乳頭から分泌物がでることがあり、それにより皮膚が接触性皮膚炎のような状態となりびらん・ただれを起こすことがあります。 根本的な治療はないため繰り返すこともありますが、異常なものではないので保湿などで経過観察となります。