乳がんが最も多く発生するのは、外側上部、次いで内側上部、外側下部、内側下部、乳輪部の順となっています。
乳癌が最も発生しやすい部位はどこか?
乳がんが発生しやすい場所としては、乳首を中心に乳房を4つに分けると、一番多いのは乳房の外側の上の方(全体の53%)、次いで内側の上(19%)、外側の下(14%)、内側の下(6%)、乳首付近(4%)の順です。 多くは乳管で発生する乳管がんで、乳腺小葉で発生する小葉がんが続きます。
乳がん どこから発生?
乳房は乳腺と結合組織・脂肪組織から構成されています。 そして、乳腺は母乳を作る小葉と母乳の通り道である乳管から構成されています。 乳がんは乳腺から発生いたします。
乳がん どんな人がなりやすい?
初潮が11歳以下、初産が30歳以上、出産経験がない、閉経が55歳以上といった人は、乳がんになる可能性が高いので、とくに注意が必要です。 また、飲酒や喫煙、肥満なども乳がんを発症する要因なので、併せてご注意ください。
乳癌はどこに転移しやすいか?
乳癌から転移しやすいのは、リンパ節、肺、骨、脳、肝臓など。 その中で最も多いのが、乳房から近いリンパ節です。 その次に多いのが血液循環の中心となっている肺、そして骨の部位となっています。