骨とともに骨格を形成する支持組織。 筋の起始・付着部であり、運動器官の一部を形成している。 軟骨細胞と軟骨基質で構成され、表面は骨軟膜で覆われている。
軟骨は体のどこにある?
軟骨なんこつ 成体では,関節のように骨と骨が連結する部位に多い。 鼻や耳,肋骨,椎骨間,恥骨間などにも軟骨がある。 硝子軟骨,弾性軟骨,線維軟骨などに分類される。
軟骨細胞 どこ?
なんこつ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【軟骨細胞】 軟骨小腔という軟骨基質の裂け目の中にあり、コラーゲンやプロテオグリカンなどのたんぱく質を産生・分泌して軟骨基質を形成する。
軟骨 何組織?
軟骨は、結合組織に分類され、豊富な細胞外基質と、その中に点在する軟骨細胞が特徴的である。 軟骨における細胞外基質を、軟骨基質という。 軟骨基質の主成分は、コンドロイチン硫酸などのプロテオグリカンである。
硝子軟骨 どこ?
硝子軟骨は、骨端部分を覆う関節や、気管、咽頭などに存在します。 線維軟骨は、脊椎など動きの少ない関節に存在し、骨と骨の間でクッションの役割をしています。 弾性軟骨は、耳などを形づくる軟骨です。