「弱冠」は2つの意味で使われている言葉 「弱冠」は数え年における「20歳の男子」を意味する言葉です。 近年では20歳の男子に限らず「年齢が若いこと」の意味でも使われるケースが多くなっています。 発音が同じ「若干」は「物の量や程度などがそれほど多くない」という意味なので、混同しないように注意しましょう。 4 авг. 2021 г.
弱冠何歳とは?
解説 「弱冠」の本来の意味は「(古代中国で男子20歳を『弱』といい、元服して冠をかぶったことから)男子の20歳の異称。 また、成年に達すること」(『広辞苑』岩波書店)です。 これが転じて今では「相対的な若さを表現する」場合や「20歳前後の若い人を指す」言い方として使われることが多くなっています。
じゃっかんいくらか?
じゃっ‐かん ジャク‥【若干】 〘名〙 (「干」を分解して「一」と「十」にし、一の若(ごと)く十の若しの意からという。 副詞的にも用い、あまり多くはない数量や高くはない程度で、定まらない場合にいう) いくらか。 少しばかり。 そこばく。
よわい何年?
齢六十(よわいろくじゅう) です。 正解できましたか? 年齢を表現する数字の前に「齢」のつく表現では、訓読みの「齢(よわい)」と読みます。 ご注意ください。
弱冠 いつまで?
こうした表現は誤りなのでしょうか。 中国の古典「礼記」に「二十を弱という、冠す」とあり、20歳になると冠をかぶり、元服式を行ったことから「弱冠」という語ができたとされます。 「弱冠」は一般に「男子20歳の異称」のことで、20歳以外や女性に使うのは誤りだという考え方があります。