そもそも「弱冠」とは、古代中国の周の制度で、男子20歳を「弱」といい、そのときに元服して冠をかぶるところから生まれた語である。 従って、本来は男子20歳の異称であった。 ところが次第に意味が拡大し、20歳に限らず年齢の若いことを言うようになるのである。 では何歳くらいまでが「弱冠」と言えるのだろうか。 25 апр. 2016 г.
じゃっかんなんさい?
「弱冠」の本来の意味は「(古代中国で男子20歳を『弱』といい、元服して冠をかぶったことから)男子の20歳の異称。 また、成年に達すること」(『広辞苑』岩波書店)です。 これが転じて今では「相対的な若さを表現する」場合や「20歳前後の若い人を指す」言い方として使われることが多くなっています。
弱いなんさい?
齢六十(よわいろくじゅう) です。 正解できましたか? 年齢を表現する数字の前に「齢」のつく表現では、訓読みの「齢(よわい)」と読みます。 ご注意ください。
二十歳のことを何と言うか?
「二十路(ふたそじ)」「二十歳(はたち)」・・・20歳のこと。 「弱冠(じゃっかん)」・・・「弱」は古代中国で20歳を意味し、男子が20歳になると冠を付けて成人したことが由来。
若干とは何?
「若干」とは、「はっきりしないが、それほど多くはない数量を表す」言葉。 「若干名」「若干数」など日常的に目にする機会の多い言葉ですが、具体的な数値を示すものではないため、使う側と相手の解釈によって差が出る曖昧な表現です。 日本語には「若干」の他にも、「いくらか」「わずか」など「少しの数量」を示す言葉はたくさんあります。