S状結腸軸捻転はS状結腸がねじれることで、腸が詰まったり、血流が悪くなる病気です。 腸に穴が空くことがあり、穴が空いた場合は腹膜炎が起こり重篤になります。 主な症状は腹痛・吐き気・嘔吐・便秘などです。 症状や身体診察に加えて、血液検査・X線(レントゲン)検査・CT検査・超音波(エコー)検査などで診断されます。
S 字結腸ってどのあたり?
エスじょう‐けっちょう〔‐ジヤウケツチヤウ〕【S状結腸】 大腸の主要部分である結腸の末端にあたる部分。 腹部の左側にある下行結腸に続き、S字型にカーブしながら直腸へつながる。 S字結腸。
S状結腸癌の症状は?
症状 早期では、ほとんどの場合症状は見られませんが、進行すると下血・血便・便秘・下痢を繰り返したり、便が細くなる、便が残る感じ、お腹がはる、腹痛、腸閉塞などの症状がみられます。
S状結腸狭窄症の症状は?
<症状> 腹部膨満感、強い腹痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。 突然、腹部の激痛が出現し、吐き気、嘔吐を伴ったショック状態 に陥ることがあります。 便秘の高齢者が腹痛、吐き気などを訴え、腹部が著しく盛り上がっている場合は、S状結腸軸捻転症の可能性があります。
腸捻転とはどういう病気ですか?
ちょう‐ねんてん〔チヤウ‐〕【腸捻転】 腸の一部が強くねじれてしまい、 腸閉塞 ちょうへいそく と血行障害を起こす病気。 S状結腸に起こることが多く、激しい腹痛や 嘔吐 おうと 、腹部膨満などがみられ、糞便を吐くこともある。 放置すれば生命にかかわる。