三尖弁閉鎖症の発症率は先天性心疾患のおよそ1%(出生10,000人に対して1人)の割合と言われています。
三尖弁閉鎖症の生存率は?
5.予後フォンタン型手術を行った患者の20年生存率は手術成績の良好な施設で69%との報告がある。 単心室症全体で手術未実施なら、10年生存率は約40%である。 20歳以上で心原性の慢性低酸素血症の予後は非常に悪い。 50歳以上生存することは困難である。
完全大血管転位症 何人に1人?
約4,000人から5,000人に1人の割合で発症し、先天性心疾患の約2%を占めると言われます。 男女比は2:1です。 新生児期早期にチアノーゼが見られる疾患の中では最も多いとされています。
心室中隔欠損症 何人に一人?
心室中隔欠損はこの壁に欠損(あな)が開いている状態です。 先天性心疾患(うまれつき心臓に何らかの異常を伴う)はだいたい100人に1人(1%)の割合で起こると言われています。
三尖弁閉鎖症の合併症は?
三尖弁閉鎖症の血行動態は、合併する心疾患により大きく変化します。 血流を決定する大きな要因として、肺動脈閉鎖ないし狭窄の有無、大血管転位症、大動脈弓部の異常の合併などが挙げられます。