「ミケ」といえばネコの代名詞となるほど、三毛猫は広く親しまれている。 ところがオスの三毛猫は大変珍しく、はっきりした統計はないものの、3000~3万匹に1匹しかいないという。 これは遺伝子に理由がある。 10 февр. 2021 г.
なぜオスの三毛猫はいないのか?
XYであればオス、XXであればメスです。 そして、白以外の毛色を決める遺伝子はXにしかありません。 つまり、白以外の2色の毛色を持つためにはXが2つ必要になるため、Xを一つしか持たないオスは3色になることができません。 そのため、三毛猫やサビ柄はほとんどがメスなのです。
三毛猫 オス 何%?
オスは「XY」、メスは「XX」です。 三毛猫の毛色である「黒・茶・白」の3色を実現するには「XX」である事が必要条件です。 そのため、基本的にメスしか三毛猫になれないのです。
ミケの性別は?
遺伝的特質と性別 原則として三毛猫はメスとなる。 これは、ネコの毛色を決定している遺伝子がX染色体に起因するためである。 ぶち(白斑)や黒などを決定する遺伝子は常染色体上に存在するが、オレンジ(茶)を決定するO遺伝子のみはX染色体上に存在し、伴性遺伝を行なう。
三毛猫のオスの割合は?
ですが、ごく稀に生まれる染色体XXYを持つオス猫が生まれます。 これはクラインフェルター症候群といわれ染色体異常で、確率は3万分の1といわれています。 よって、三毛猫のオスはとても希少価値が高いのです。