サナダムシとは、条虫と呼ばれる寄生虫のことを指します。 サナダムシ(条虫)は消化管に寄生し、条虫症と呼ばれる病気を引き起こします。
さなだむしはどこにいるの?
主に消化管を生息場所として寄生し、体内の栄養を奪っていきます。 サナダムシ感染を引き起こす、食べ物の例として、サケ・マスなどの魚、豚・牛などのレバーなどがあげられます。 日本で最も発生頻度が高いサナダムシ感染症の原因は、魚類に寄生する日本海裂頭条虫です。
さなだむし どうする?
治療には、サナダムシを駆除する内服薬を使用します。 プラジカンテルという薬で、1日で駆除することが多いです。 なお、内服薬はサナダムシの成虫にのみ作用します。 そのため、同時に排便後の手洗いを徹底して、“便から排出される卵”からの再感染を防ぐ必要があります。