「桑白皮」は漢方では消炎性利尿、緩下、去痰、鎮咳、鎮静などに処方されます。 「桑葉」はお茶として、フラボノイドの抗菌作用のほか、感冒などの発熱、頭痛、結膜炎、口渇、咳嗽など用途は数多くあります。 「桑枝」は漢方では去風湿の効果から、主に関節の痛みや四肢のひきつり、浮腫などに用います。
桑の実 何に使う?
桑の実の栄養 日本での「生の桑の実」の流通は少なく、ジャムやドライフルーツなどの加工品として楽しまれていることが多いようです。 甘酸っぱくておいしいだけではなく、健康や美容にもいいとされる成分も含まれており、チアシードなどのようにスーパーフードとしても知られているんですよ。
桑の実ってどんなんですか?
桑の実とは、養蚕で知られる「桑の木」になる果実です。 ラズベリーのように表面がつぶつぶしており、縦長の形や色はブラックベリーとよく似ています。 英語での名称は「マルベリー」です。
桑の葉は食べられますか?
桑の新芽をさっと色よくゆでて食べやすい大きさに切り(小さい方がよい)、塩・しょうゆ・ごま油・にんにくをよく混ぜ合わせたもので和えて最後にごまを混ぜます。 ごま油とおろしにんにくが桑の葉を食べやすくしてくれます。
桑の葉は何にいいのか?
ミネラル、食物繊維も豊富な桑葉 桑葉には、糖尿病の予防効果のほかにも、高血圧抑制、血中脂質抑制、便通改善などの効果が知られています。 とくに、栄養成分的には現代人に不足しがちな亜鉛、カルシウムなどのミネラルに富み、食物繊維が多いとの報告があります。