サプリメントは特定の成分が濃縮されているため、通常の食品よりもいっそう過剰摂取に注意が必要です。 サプリメントの過剰摂取による体調不良の例サプリメントを過剰摂取したことによる体調不良では、おなかの不調や脱水、腎臓や肝臓の異常、精神状態の異常、脳の出血など、さまざまな症状が報告されています。
ビタミン 取りすぎるとどうなるか?
しかし、脂溶性ビタミンは、吸収されやすく尿中へ排泄されないため過剰な取りすぎにより過剰症をおこすことがあります。 過剰症には、ビタミンAでは食欲不振・悪心・嘔吐・脱毛・発疹など、ビタミンDでは食欲不振・頭痛・口渇などの他に血液中のカルシウム濃度が高くなり腎臓や血管などにカルシウムが沈着したりします。
ミネラル過剰摂取の症状は?
栄養素主な症状等銅(Cu)急性・慢性毒性は稀上腹部痛、悪心、 嘔吐、下痢、昏睡、肝臓・腎臓の障害マンガン(Mn)神経・脳障害による運動失調、仮性パーキンソン病、行動 異常ヨウ素(I)甲状腺機能低下症、甲状腺腫(ただし 日本人は比較的発症しにくい)
ビタミンD 過剰摂取 どのくらい?
過剰の日光暴露は、体が作成するビタミンDの量を制限するので、ビタミンD中毒の原因にはならない。 上限を超える長期摂取(9歳以上で4,000IU/日、または100μg/日)は、健康への悪影響のリスクを高める。
亜鉛の副作用は?
副作用はあるの? 亜鉛自体の毒性は極めて低いため、食事からの適正量摂取であれば副作用が起きることはありません。 サプリメント、または亜鉛強化食品などで1日2g以上摂取した場合、急性中毒を発生して悪心、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があります。