僧帽弁閉鎖不全症は心臓が収縮する際に左心室から左心房に血液が逆流するため、その際生じる乱流が心雑音として聴診で聞こえます。 13 февр. 2017 г.
僧帽弁閉鎖不全 心房細動 なぜ?
僧帽弁閉鎖不全症 僧房弁が完全に閉じないために、左心室から大動脈だけに送られるはずの血液が左心房へ逆流します。 左心房が拡大し、心房細動という不整脈を高頻度に合併します。
僧帽弁閉鎖不全症 心不全 なぜ?
急性僧帽弁閉鎖不全症における心不全 急性の場合は、急に生じた逆流に対応できず、左心房や左心室で代償機構が働く間もなく(壁を拡張する間もなく)、急速に左心房の圧が高まって肺うっ血や肺水腫をきたし、左心室から大動脈へ送る血液の量が減って、急激な心不全を起こします。 ときにはショック状態となることもあります。
大動脈弁狭窄症 心雑音 なぜ?
大動脈弁狭窄症があると、左心室によって送り出された血液が、狭くなった大動脈弁を通り抜けるために血流のジェット(乱流)が生じます。 これは、聴診器を当てた時に心雑音として聴取されます。 また、狭くなった大動脈弁の部分で抵抗が生じるため、左心室も負荷を受けて、強い左室肥大(心筋の壁が正常よりも厚くなること)を起こします。
僧帽弁閉鎖不全症 息切れ なぜ?
自覚症状は僧帽弁閉鎖不全症の原因や重症度、発症の仕方によってさまざまですが、肺や心臓に関連した症状が多く現れます。 異常な血液の流れによって肺に負担がかかると、強い息切れや呼吸困難が生じます。 また、心臓に負担がかかり続けると心機能が低下し、息切れや疲れやすさ、不整脈、 動悸 どうき などが現れます。