心臓の左心房から左心室への間にある弁。
僧帽弁の名前は?
僧帽弁(そうぼうべん、英: mitral valve, 羅: valva mitralis)とは、心臓の左心房と左心室の間にある弁である。 その形状がカトリックの司教冠に似ているとして命名された。 二尖弁、左房室弁ともいう。
僧帽弁 って何?
肺で酸素を取り入れ、きれいになった血液は、心臓の左心房から左心室へと移動し、全身へ押し出されます。 この左心房と左心室の間にあって、2つの部屋を遮るドアとなり、血流を一定方向に保つ役割を果たしているのが僧帽弁です。
僧帽弁弁膜症の症状は?
軽度の僧帽弁狭窄症では、通常は症状はみられません。 最終的に、この病気は進行し、息切れや疲れやすくなるなどの症状を引き起こします。 心房細動のある人は、動悸(異常な心拍を自覚すること)を感じることもあります。 症状が現れ始めると、約7~9年で重度の障害が生じます。
僧帽弁 何尖?
一方、僧帽弁は前尖、後尖の2個の弁尖より形成される。 それぞれの弁尖の心室側には、自由縁から多くの細い糸状の腱索が伸びて乳頭筋へ付き、収縮期に心房側へ翻転するのを防止している。