摂りすぎた砂糖は余分なエネルギー源となり、中性脂肪として 体に蓄えられます。 さらに、肥満は高血圧や糖尿病といった 生活習慣病を引き起こす原因にもなります。 砂糖の消化に必要なビタミン B 群やカルシウムなどの栄養素が 不足し、イラついたり気持ちが落ち込みやすくなります。 また骨粗鬆症を引き起こす原因にもなります。
糖分を摂取するとどうなる?
糖質を摂り過ぎると、食後の血糖値が急激に上がるため太りやすくなってしまいます。 これは血糖値が急激に上昇すると、体の中でインスリンが大量に分泌されるためです。 血糖値を下げる役割を持つインスリンには、エネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪などにして体に蓄えるはたらきがあります。
糖質 取りすぎ どれくらい?
この場合、糖質268g以上(1072kcal以上)は“摂りすぎ”といえます。 (※)厚生労働省の発表では、「1日に必要な総エネルギー摂取量」の50~65%を糖質から摂取することを理想としています。 (※)性別・年齢・体重・活動強度などにより、「1日に必要なエネルギー量」と「糖質の摂取量目安」は異なります。
砂糖中毒になるとどうなるのか?
うつ状態 体や脳神経が使うエネルギーを作る際に必要な栄養素が、疲労回復のビタミンとも呼ばれるビタミンB1です。 砂糖の過剰摂取でビタミンB1が不足状態になると、脳神経がエネルギー不足になり、気持ちが安定しなくなって、興奮したり落ち込んだり、すぐにイラついたり、緊張しやすいなど、うつ状態に陥ります。
糖分 何に効く?
糖分にはリラックス効果のあるセロトニンが含まれています。 心の状態を安定させる物質を分泌しやすくするので、不安を感じているときにも有効です。 また、セロトニンが吸収されてメラトニンと呼ばれる物質に変化すると、睡眠を促す効果がより増加します。