生活保護の申請から受給が決定するまでの流れは、以下のとおりです。 最も時間がかかるのは福祉事務所による調査であり、申込者の収入や扶養家族の有無などについて入念にチェックを受けます。 基本的には14日以内に結果が通知されますが、特別な理由がある場合は調査に30日ほどかかるケースもあります。
生活保護 どこが決める?
調査結果をもとに、国が定めている基準により保護が必要かどうか、また必要 ならどの程度のものか、福祉事務所長が判断し、申請日から14日以内(遅く とも30日以内)に決定します。
生活保護 いつから?
生活保護の申請から受給までの期間は、原則として14日以内です。 ただし調査の過程で申込者の資産状況が正確に把握できないなどの特別な理由がある場合は、期間が30日まで延長されてしまいます。 少しでも早く生活保護を受給したい場合には、ケースワーカーから受ける指導に素直に従うことが重要になります。
生活保護費 いつの分?
働いて得た収入、年金や手当、資産を貸したり売ったりして得た収入、親や兄弟姉 妹などからの仕送り援助など、世帯員全員の収入を合計したものです。 原則として、毎月決められた日(原則、月の初日)に、1か月分の生活保護費が金銭 で支給されます。
生活保護 何年まで?
保護開始理由によって保護受給期間は大きく異なる 保護受給期間の全体平均は76.8ヶ月で、年に直すと6.4年です。 平均より長いのが「死亡(113.5ヶ月)」「施設入所(106.6ヶ月)」「医療費の他法負担(91.5ヶ月)」の場合で、特に死亡は平均10年近くなるので、非常に長期間の受給になります。