下水道・農業集落排水・浄化槽などの生活排水処理施設では、汚水中のゴミを取り除いたり、目に見えない小さな汚れ(有機物)を微生物の働きで分解したり、様々な過程を経て、生活排水(台所・洗濯・風呂などの生活雑排水とし尿)を元のきれいな水に近い状態に戻していきます。 12 дек. 2019 г.
生活排水はどこへ行く?
どこへつながっているのでしょうか。 日本の下水道普及率は79.3%(平成30年度時点)ですので、多くの生活排水は公共下水道を通って下水処理施設に水は流れていきます。 その他にも、下水処理施設に流れるのは、農業集落排水施設やコミュニティ・プラント、合併処理浄化槽です。
生活排水 どうなる?
下水道が未整備の地域では浄化槽で処理される場合と、トイレ排水だけを処理して、残りの台所、風呂、洗顔などに使われた生活雑排水はいわゆる垂れ流しにされることがあります。 洗車や植木への遣り水、道路への撒き水などの屋外で使われた水は地中へ染み込む場合もあれば側溝へ流れ込むこともあります。
生活排水 川に流すとどうなる?
なかでも、生活雑排水からの汚れが27gと、およそ7割を占めており、一人ひとりが流す汚れは小さなものでも、それが集まると、大変な量の汚れになります。 このことからも生活雑排水を未処理のまま流すと、水質汚濁の大きな原因となることがわかります。 *生活難排水とは、生活排水のうち、し尿を除いたものをいいます。
雑排水 どこに流す?
雑排水、汚水とも下水管に排水している場合は、下水処理されます。 下水道が整備されていないところは、ご自身の敷地内に設置された浄化槽に汚水、雑排水を入れ、そこできれいな水にして道路の側溝に流したり、公共の配水管(下水管ではない管)に流します。