これまで、規則正しく訪れていた月経が、最初は短い周期で訪れるようになります。 その原因は、減少したエストロゲン(女性ホルモン)をもっと分泌しようと、脳下垂体から性腺刺激ホルモンがどんどん分泌されることによります。 ですから、人によっては、月に2回も月経がくることがあります。 しかし、月経血そのものの量は少なくなります。
いつもより生理の量が多い 更年期?
更年期周辺では、周期が短くなったり、長くあいたり、経血量が少なくなったり。 逆にナプキンからもれるほど大量出血したり、だらだらと出血が続くこともあります。 卵巣機能の衰えからホルモン分泌が不安定になり、子宮内膜がうまく剥がれず厚くなりすぎるために大量出血や不正出血が起こるのです。
更年期 いつから生理不順?
更年期の症状が本格的に出始めるのはだいたい40代後半ぐらい。 卵巣機能が落ちてきて月経が不順になり出してからですね。 卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は、40代半ばぐらいから目に見えて低下し、閉経するとほぼゼロになります。 この女性ホルモンの減少が、月経不順や体調不良の原因になります。
更年期 生理 何日続く?
基本的に10日以上生理が続く場合は、不正出血といえます。 貧血につながったり、病気による不正出血の可能性もあったりするので、生理が10日以上続いたら産婦人科へ相談しましょう。
40代 生理が何度もくる?
卵巣から分泌される女性ホルモンは30代後半から徐々に減りはじめ、卵巣の機能も少しずつ落ちていきます。 40代に入ると、女性ホルモンの量は急激に減少して、閉経へと向かいます。 そのため、月経が2~3ヶ月に1回になったり、反対に1ヶ月に複数回きたりして、生理周期に乱れが生じるのです。