あまりに頻繁なら過多月経の可能性も 血の塊やドロドロの経血は、たまに出る程度であれば問題ありません。 しかし、月経期間中にほぼ毎日、多量の血の塊やドロドロした経血が排出される場合は、過多月経の可能性があります。
生理 血の塊が出るのはなぜ?
塊(かたまり)が出る 経血は子宮の内膜がはがれて出血が起こり、一度固まった血液が酵素の働きで再び溶かされて体外へ出たものです。 通常は塊のまま出てくることはないのですが、子宮内膜が厚すぎて酵素の量が足りずに溶かしきれない場合は、レバーのような塊として出てくることがあります。
生理 いつもより塊が多い?
小さな血の塊が混じる程度なら、あまり心配することはありませんが、経血量が異常に多い、あるいはレバー状の大きな血の塊がたくさん混じるなどの症状がある場合は「過多月経」と診断されます。 貧血のチェックと、婦人科の診察を受けた方がよいでしょう。 過多月経の原因は、病気が原因の場合とそうでない場合があります。
生理 どれくらいの血が?
経血の量はかなり個人差があるようなのですが、1回の生理につき20~140mlの経血が出てくると言われています。 2日目までに全体の80%ほどの血液がでる傾向が高く、多い日でも一日大さじ杯程度。
生理 血の塊なにか?
生理のしくみによるもの 不要になった子宮内膜がはがれ落ちるときに出血を伴います。 子宮内膜は厚みのあるものではがれ落ちた直後は、ドロドロとした血の塊のような形状をしています。 子宮内膜や血液の量が多ければ酵素の働きが追いつかないのです。 そのためドロドロした血の塊のような経血がでてしまいます。