生理食塩液は細胞外液とほぼ等張の塩化ナトリウム液であり,水及 び電解質の欠乏している脱水症に対して有効細胞外液量を維持し,循 環を安定化させる目的で投与される3)。 また,細胞傷害性のないことから,皮膚・粘膜の洗浄や医薬品の溶 剤として使用され,粘性喀痰の液化・排出促進には噴霧吸入が用いら れる1,3)。
生理食塩水は 何に使うのか?
医療用として、注射液の調製や輸液用原料、外科処置時や創傷の各種洗浄および組織保存などの用途に用いられている。 また歯科領域では、上述の各種洗浄やインプラント外科手術時・レーザー照射時の術野の冷却・洗浄、そして外傷歯の一時的な口腔外での保存などに用いられている。
生理食塩水 いつ使う?
生理食塩水とは、細胞外液と同じ浸透圧をもつ濃度0.9%の塩化ナトリウム溶液のことである。 細胞外液欠乏時やナトリウム欠乏時に、輸液製剤として用いられることがある。
食塩水 どこで使われる?
日本薬局方・処方せん医薬品では、塩化ナトリウムを0.9w/v%含有する食塩水を「生理食塩液」と定義しています。 これは、人間の体液とほぼ等張となる食塩水の濃度で傷口や粘膜を洗浄するのに使われます。 一方調理では、食塩水は魚介類・パスタなどの茹で汁としてつかわれます。
食塩水は何性?
塩水は中性 不純物を含まない塩水は中性でpHは7ですが、塩の種類などによってわずかに変化する場合もあります。