飲み込んだ食べ物は、 トンネルのような食道を 通って胃へ進みます。 胃液を出して、食べ物をドロ ドロに溶かしていきます。 小腸よりもずっと太い 大腸で、水分が吸い取ら れ、残ったものは少しず つかたまりになります。 消化された食べ物のカス は「うんち」として、体 の外へ出されます。
体の中に吸収されなかったものはどうなるのか?
小腸で吸収されなかった食べ物は、残った水分だけが吸収され、残りは大腸でウンチとなるのです。 このように、食べ物は口から入って、残りがウンチとして出てくるまで、全長約9mの消化管を24時間くらいかけて旅をするのです。
食べたものは体のどこに行くの?
食べたものは口から体の中に入ってどこに行くのでしょうか。 口から入った食べ物は、食道という管を通って、大きなふくろのような胃に入ります。 そして、曲がりくねった小腸に入って、大腸に向かいます。 最後に、こう門から出ていきます。
食べ物は体の中でどのように消化されるのか?
食べ物が入ってくると,胃の内側から胃液が出され,胃の周りを包む筋肉が運動して,食べ物を胃液と混じり合わせます。 胃液によって,食べ物はどろどろの吸収しやすいものに変化します。 このようなはたらきを消化といい,だ液や胃液などを消化液といいます。 胃に入った食べ物は,ふつうは4時間ぐらいで消化されて,小腸に送られます。
消化された養分はどうなるか?
養分が消化、吸収されます。 吸収された養分は、毛細血管などに入り、全身の細胞に運ばれます。 小腸では、3~15時間かけて、ゆっくり消化・吸収が行われるのです。 養分を吸収された食べた物の残りは大腸へ。