口を通ったあとの食べ物は,体の腹の部分に運ばれて,さらに 消化され,消化されなかったものは,便として出されると思う。 食べ物は,口からこう門までの消化管を通るうちに養分に 変化し,主に小腸で養分や水分が吸収される。
食べ物がどのように変化するのか?
食べ物が入ってくると,胃の内側から胃液が出され,胃の周りを包む筋肉が運動して,食べ物を胃液と混じり合わせます。 胃液によって,食べ物はどろどろの吸収しやすいものに変化します。 このようなはたらきを消化といい,だ液や胃液などを消化液といいます。 胃に入った食べ物は,ふつうは4時間ぐらいで消化されて,小腸に送られます。
食べたものはどこへ行くのか?
口から入った食べ物は食道という管を通って、大きな袋、胃に入ります。 それから、曲がりくねった小腸に入って大腸に向かいます。 そして最後に肛門から出ていきます。 口から肛門まで、食べ物の通り道は一本の管になっています。
食べ物は体の中でどうなっているのか?
飲み込んだ食べ物は、 トンネルのような食道を 通って胃へ進みます。 胃液を出して、食べ物をドロ ドロに溶かしていきます。 小腸よりもずっと太い 大腸で、水分が吸い取ら れ、残ったものは少しず つかたまりになります。 消化された食べ物のカス は「うんち」として、体 の外へ出されます。
口からこう門までの食べ物の通り道を何と言いますか?
消化管は口から順に、口腔、食道、胃、小腸(十二指腸・空腸・回腸)、大腸(盲腸、結腸、直腸)、肛門に分けられます。 消化管の大きな役割は、体に必要な栄養分を吸収すること。 そのために、食物を吸収しやすい大きさに消化し、吸収されないものを排出する働きがあります。