8)腫瘍マーカー検査(血液検査) 食道がんの腫瘍マーカーは、扁平上皮がんではSCC(扁平上皮がん関連抗原)とCEA(がん胎児性抗原)です。 腺がんではCEAです。 これらは、全身のがんの大きさや数などの状態の変化を把握するのに使われていますが、早期診断における有用性は確立されていません。
食道癌の早期発見に有用な検査はどれか?
① 内視鏡検査 早期食道癌診断のために最も重要な検査です.
血液検査でがんがあるかどうかわかる?
残念ながら現状では血液検査でがんの早期発見は難しいです。 人間ドックや健康診断で腫瘍マーカーを測る場合もあると思いますがあくまで補助的なものと考えてください。 レントゲンやCTなどの画像検査、超音波検査、内視鏡検査などががんの早期発見に対して基本となる検査です。
食道がんは何科で診てもらう?
食道がんの治療では内視鏡治療、手術治療、化学療法、放射線療法と治療のバリエーションは多岐にわたっていますので、食道がんの進行度と患者さんの全身状態を考慮して消化器内科との合同カンファレンスのもと最も的確な治療を行います。
食道癌はどういう症状が出るのですか?
食道がんは、初期には自覚症状がないことがほとんどです。 早期発見の機会としては、検診や人間ドックの際の、内視鏡検査や上部消化管造影検査(バリウム食道透視検査)があります。 がんが進行するにつれて、飲食時の胸の違和感、飲食物がつかえる感じ、体重減少、胸や背中の痛み、咳、声のかすれなどの症状が出ます。