空気中に水蒸気がまったくなければ相対湿度は0%となります。 一方、空気中に含まれる水蒸気の量が飽和水蒸気量と同じであれば相対湿度は100%となります。 例えば、雲の中やお風呂の湯気の中は相対湿度100%ということですね。
湿度100%になったらどうなる?
そもそも、湿度100%とはどういう状態なのでしょうか。 結論から言うと、湿度が100%になるとそれ以上水が蒸発しない状態となります。 詳しくは以下で説明しますが、湿度とは空気中にどれくらい水分が存在するかを数値化したものです。
湿度 どんな状態?
もう少しかみ砕いて解説すると、水(液体)から水蒸気(気体)に変化できない状態ということです。 液体である水が気体である水蒸気に変化するためには、空気中に水蒸気を含むためのスペースが必要になります。 しかし湿度100%の状態というのは、水蒸気を含むスペースが空気中にない状態です。
湿度90パーセント どんな感じ?
湿度90パーセントってかなり湿度が高く、不快指数も高めの印象です。 湿度が上がると、その体感温度も上がることは良く知られていますので、暑い季節なんはかなりキツそうです。 湿度がそこまで上がると暑いだけではなく髪への影響もかなり気になります。
湿度何%で雨降る?
飽和水蒸気量を超えた水分は空気の中で状態を保てなくなり、ホコリなどに付着して「雲粒」になります。 そして次第に雲粒が大きくなると「雨粒」となり、重力によって地上に落ちてくるのが雨です。 また、霧の中も同じく湿度100%とされます。