健康な人の場合、食後2時間もすれば血糖値は140㎎/dL未満に低下しますが、血糖値が低下せず140㎎/dL以上の高い値が続く状態を「食後高血糖」といいます。
食事2時間後の血糖値は?
血糖値はふつう、どれくらいの値なのですか? 健康な方の場合、空腹時(食事前)の値が70-109mg/dlで、食後2時間(食べ始めてから2時間後)の値が140mg/dl 未満です。
食後2時間 血糖値 いつから?
糖尿病かどうかを診断するときの検査では、ブドウ糖溶液を飲んでから120分後の血糖値が意味をもっていますが、治療の指標として考えた場合、ふつうの食事に要する10〜20分の差はあまりこだわる必要はなく、食べ始めてからおよそ2時間後とお考えください。
食後血糖値とは何時間後?
したがって食事をすると一時的に血糖値が上昇するのは、健康な人も糖尿病の人も同じですが、通常食後1時間が血糖値のピークで、健康な人は食後2時間もすれば血糖値は140㎎/㎗未満に低下します。 これが低下せず140㎎/㎗以上の高い値が続くことを「食後高血糖」といいます。
食事後3時間の血糖値は?
食事をすると血糖値は高くなり、2~3時間以内に正常値(110mg/dl未満)に戻るのが一般的です。 しかし、血糖値が低下せず長い時間140mg/dl以上の値が続く場合に食後高血糖と判断されます。 食事のたびに異常な値を示し、その状態を繰り返すことが問題です。