「視野」とは目を動かさずに見える範囲のことです。 人間の場合片目の水平方向では、耳側に約90~100度、鼻側に約60度、上下方向では、上側に約60度、下側に約70度と言われています。
視野 どこまで見える?
人間の視野 正常な人で、片目では鼻側および上側で約60度、下側に約70度、耳側に約90~100度と言われている。 両眼がほぼ平面の顔面上にあるため、両目で同時に見える範囲が広い(左右120度)代わりに、両目が顔の左右に付いている他の動物と比べて総合した視野は広くない(左右180~200度)。
視野 どれくらい?
ちなみに正常な人では、片目につき上方に60度、下方に75度、鼻側に60度、耳側に100度という広い視野を持っています。 通常人は両眼で物を見ているので、片方の眼を隠さないと、自分の眼の視野に異常があるかどうかはわかりません。
視界 ところどころ見えない?
「見ようと思うところが見えない。」 等の症状は、中心暗点と言って視野欠損のひとつになります。 原因として、眼球の病気と視神経や脳の病気が考えられます。 眼球の病気では、網膜剥離・網膜動脈閉塞症・緑内障などが、脳や視神経の病気では、脳梗塞・脳内出血・脳腫瘍などが疑われます。
周辺視野 何度?
目を動かさないで一点を見る固視点を中心として、約30度以内の視野を「中心視野」それよりも外側を「周辺視野」と言います。