食後は食物を消化して吸収するため、血液やエネルギーが胃や腸に持っていかれてしまいます。 そのため、胃腸の血液の流れは増えますが、大脳の血液の量は減り脳は活動を休めてしまいます。 その為、食後すぐに寝てしまうと脳が血液不足に陥り、脳卒中を起こすリスクが高まります。 15 янв. 2018 г.
食べてすぐ横になるとどうなる?
食後すぐ横になると、逆流した胃酸で食道の粘膜がただれてしまい、逆流性食道炎を起こすリスクがあります。 逆流性食道炎を起こすと、胸焼けや胃もたれ、げっぷ、喉の違和感や咳、声のかすれなどが起こり、日常生活に支障をきたす可能性もあります。
食べて寝るとどうなるのか?
食物の消化には2〜3時間かかるので、食べてすぐに寝てしまうと、消化がはかどらず脂肪に吸収されてしまいます。 つまり夜更けの飲食は肥満のもと。 そして、眠る直前の飲食は眠りの観点からも望ましくないのです。 睡眠前に内臓の仕事が終了し、休息できる状態になっていれば、脳もゆっくり休んで深い眠りにつくことができます。
横になってばかりいるとどうなる?
長期間寝続けることで、骨の質量は最大で42%も低下。 これは破壊と形成を繰り返す骨吸収によって引き起こされ、最悪の場合には骨折しやすくなる骨粗鬆症を発症する恐れもあります。 床ずれや筋肉減少以外にも、2日間同じ姿勢でいつづけると心拍数が毎分1回というレベルで上昇したり……
食後どれくらいで横になっても良いの?
やはり食後30分~1時間程度はゆったり体を休めることが大切です。 ゴロ寝をしたり、ソファや椅子に腰か けても良いでしょう。 ただし、眠ってしまってはいけません。 睡眠状態に入ると、胃や腸の働きが低下して、消化不良を起こしやすくなります。