食品表示法は先述の3つの法律の「食品の表示に関する規定」をまとめたもので、アレルギー表示をはじめ消費者にとって必要な情報をすぐに確認できるようになりました。 施行の背景としては、特定の食品を原因としたアレルギーを発症する人が増え、なかには重篤な症状(アナフィラキシー)が現れた人もいたことが挙げられます。
なぜ食品に表示をつけるようになったのか?
食品表示法ができた背景は? 消費者の賢い食品選びのため、食品の栄養やアレルゲンの表示をより分かりやすく。 健康な食生活のための情報として5成分の表示を義務化。 原則として原材料ごとに含まれるアレルゲンが表示されます。
アレルギー表示何品?
必ず表示されるアレルギー物質は7品目のみ 容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質は、卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そばの7品目のみです(この7品目を特定原材料といいます)。
食品アレルギー表示 いつから?
消費生活相談の周辺用語を取り上げ、やさしく解説します。 食物アレルギー患者にとって、その食品に「ア レルゲン(アレルギーの原因となる物質)」が 入っているかどうかは命にかかわる大事な情報 です。 少しでも原因となる食品を避けることが できるよう、日本では2001年に加工食品のア レルギー表示制度ができました*1。
アレルギー表示 義務化 いつから?
この新法に基づく表示への完全移行までの猶予期間は、2020年3月31日(生鮮食品は、2016年9月30日、加工食品[輸入品を除く]の原料原産地表示は2022年3月31日)です。