毛穴の中で増殖したニキビ菌は、炎症を起こす物質を作ります。 それにより毛穴の周囲に炎症が起き、赤く盛り上がったニキビ(紅色丘疹)や、膿がたまって黄色いニキビ(膿疱)になります。 さらに炎症が進行すると、毛穴の壁が破壊され、皮下に膿の溜まり(嚢腫)や、硬いしこり(硬結)ができます。
しこりニキビ 何?
皮膚の下には膿や血がたまり、ニキビは大きく腫れ上がった状態に。 触れると痛みや硬いしこりを感じることも。 このようなニキビを、専門用語では嚢腫・硬結ニキビ、一般的には「しこりニキビ」と呼びます。 ここまでひどくなってしまうと、炎症が治まって腫れが引いても、跡に残りやすくなります。
しこりニキビ 何科?
ニキビのしこりができてしまった場合の治し方 できてしまったニキビのしこりを治すには、皮膚科や美容クリニックでの治療が効果的です。
ニキビ 膿 どうすればいい?
必ず、医療機関での清潔な処置が必要です。 ニキビが多量の膿に耐えられず破れてしまった場合(自壊(じかい)した場合)は、できるだけ清潔に保ち、抗生剤を塗りましょう。 清潔に保つコツは、消毒をするのではなく、石鹸で1日2-3回しっかり洗うことです。
おできはなぜできるのか?
「おでき(正式名:せつ)」とは、毛穴の内部や皮脂腺、またはその周囲から黄色ブドウ球菌という細菌が感染することで発生します。 また、治るまでに時間がかかり、症状が進行すると、膿みの量や腫れが増大し、痛みが強くなっていくことが主な特徴です。