毛穴の中で増殖したニキビ菌は、炎症を起こす物質を作ります。 それにより毛穴の周囲に炎症が起き、赤く盛り上がったニキビ(紅色丘疹)や、膿がたまって黄色いニキビ(膿疱)になります。 さらに炎症が進行すると、毛穴の壁が破壊され、皮下に膿の溜まり(嚢腫)や、硬いしこり(硬結)ができます。
なぜおできが出来るのか?
「おでき(正式名:せつ)」とは、毛穴の内部や皮脂腺、またはその周囲から黄色ブドウ球菌という細菌が感染することで発生します。 また、治るまでに時間がかかり、症状が進行すると、膿みの量や腫れが増大し、痛みが強くなっていくことが主な特徴です。 初期段階から腫れに厚みがあり、ボコッとしこりのようになります。
粉瘤なぜ袋が出来るのか?
外傷性表皮嚢腫の場合、なんらかの刺激によって皮膚が傷つくことをきっかけに、表皮が皮膚の下にもぐりこんで袋ができるといわれています。 このように、粉瘤の袋が作られるときには主に表皮細胞の一部が使用されます。 その後、毛穴の開口部付近にある皮脂が空気の酸化を受けることで、粉瘤に特徴的な黒い点が作られるのです。
デコルテ ニキビ なぜ?
原因は何であれ、デコルテのニキビも、厚くなった角質で毛穴が塞がれることが原因で皮脂が詰まり、炎症が起こるというメカニズムで発生します。 そのため、基本的には顔にできたニキビと同じように、古い角質を除去して肌の新陳代謝を促すことで治療することができます。
顎 しこりニキビ なぜ?
顎にしこりニキビができやすいのは、乱れたホルモンバランスや腸内環境が大きな原因。 ホルモンバランスが乱れることで、皮脂分泌を活発にする男性ホルモンが増えたり、皮膚が硬くなってしこりニキビができる場合も。 また、腸内環境が悪いとどんどん腸内に老廃物が蓄積されていき、血液中にまで老廃物が流出して体内を巡っていきます。