シングルマザー(母子世帯)の貧困には、就業しているか否かだけではない、様々な要因があります。 不本意ながら非正規雇用で働かざるを得ないケースや、養育費の取り決めをしていない(もらえない)ケースなどが、代表的な要因です。 また、社会からのシングルマザーに対する偏見的な意見・見方は、貧困をさらに悪化させてしまう要因です。
シングルマザー なぜ離婚した?
シングルマザーの離婚理由として最多となったのは「性格の不一致」で、256人中133人(51.95%)と全体の半数以上が離婚理由として選んでいました。 次いで、2番目は借金・浪費・働かないなど経済的理由が112人(43.75%)です。 回答者が100人を越えたのは「性格の不一致」「経済的理由」の2つのみ。
なぜ日本は貧困なのか?
日本における貧困問題の原因の1つとして、非正規雇用の増加があります。 非正規雇用とは、正式な契約を結ぶ正規雇用と違って、一定期間のみの契約を結ぶ雇用を意味します。 厚生労働省によると、日本の労働者に占める非正規雇用者の割合は年々増えており、2019年には38.3%にも及んでいます。
シングルマザー手取りいくら?
毎月の収入は手取り13.2万円ほど 「平成28年度全国ひとり親世帯等調査」によると、シングルマザーの年収の平均額は約200万円です。 月の手取りに換算すると約13.2万円になります。
ひとり親家庭 なぜ?
厚生労働省の調査結果によると、共通して言えることは、ひとり親世帯となった理由の7割以上、8割近くは離婚であることです。 母子世帯では79.5%、父子世帯でも75.6%の世帯が「離婚」を理由にひとり親世帯になったとの報告が挙がっています。